project

やしき村プロジェクト

都心からほど近い神奈川県相模原市の旧藤野町篠原地区にある集落「やしき村」。その一帯の人の手が入らなくなって久しい耕作放棄地や森林、竹林、河川などを再生、活用し、景観(ランドスケープ)生物多様性(ビオトープ)、音風景(サウンドスケープ)をキーワードにあたらあしい里山のモデルとして整備していくプロジェクトです。

地村民メッセージ

やしき村 地村民

河内郷志

やしき村は、豊かな自然環境(山、川、畑、竹…)を有していますが、社会経済の変化や人工減少等によりその環境は悪化しています。文明の進化により生活環境が向上している一方で、自然環境が与えてくれる価値を再認識し、積極的な取り組みによって自然環境を蘇らせることも必要ではないでしょうか。自然の中で暮らすよきコミュニティを追い求めて・・・

地域再生の3つのキーワード

  • Landscape

    ランドスケープ

    ビオトープをベースに、まちなみや景観の向上を図るため、造園、園芸、林業、建築土木などの技術を活用して風景、景色をつくっていく。

  • Biotope

    ビオトープ

    ランドスケープ的な手法にて、地域在来の植物、動物、昆虫などがかつて暮らした環境を再生、創出し、生物の多様性を確保する。

  • Soundscape

    サウンドスケープ

    多様な生き物が奏でる音の風景、またその風景や自然にマッチしたアンビエントやチルアウトなど人による音楽も含めた、音を体感できる場をつくる。

プロジェクトマップ

これから手を入れ整備し、このような場所にしていきます、という未来予想図

  • 1スギヒノキ人工林

    長らく放置された人工林を皮むき間伐等整備し、間伐材を二次製品として商品化を目指します。

  • 2広葉樹林

    在来の雑木類などを適宜整備し、薪や炭を生産。

  • 3炭焼き小屋

    昔の炭焼き小屋を再生します。

  • 4果樹園

    様々な果樹を植栽し、エディブルフォレストガーデンとして整備。

  • 5田んぼ

    かつて田んぼだったち竹林を伐採開墾して田んぼを再生します。

  • 6山野草園

    木陰を生かして在来の植物を中心にや山野草を栽培。

  • 7竹林

    荒れた竹林を間伐整備し、、春はタケノコを収穫、間伐材を竹チップ、竹パウダー、竹炭などにも活用。

  • 8

    山の荒廃で水量の減った川を、山の整備と岸の整備で再生。

  • 9ガーデン

    やしき村のランドマークとなる地域在来の野草、ハーブ、切り花やドライフラワーにも活用できるフラワーガーデン。

ページトップへ戻る

go to top